DASL SPECIAL TALK 2018/10/31 Vol.2 『DASL × Shirofune 戦略的パートナーシップ提携に至るまで』

2018年6月1日、弊社は、最高峰のパフォーマンス・マーケティング・サービスを開発・提供するため、国内No.1の導入実績(※)をもつクラウド広告運用ツールを提供しているShirofune社と戦略的パートナーシップを構築いたしました。

個人の課題、会社の課題、業界の課題、解決するために必要なものとは・・・?
現在、Shirofune社とは同じベクトルの元、クライアント様や社会にとってよりよいサービスを提供するため、戦略的パートナーシップを締結し、試行錯誤を重ねています。
まずは弊社とShirofune社との「戦略的パートナーシップ提携に至るまで」をお送りします。

Shirofuneってどんなツールですか?

Shirofune 菊池さん 竹下さん

Shirofune 菊池さん 竹下さん:

運用型のインターネット広告の複雑な運用をシンプルにし、誰でも高い広告効果を出せるというものです。
具体的な機能としては、入力しやすいインターフェースで、培ってきた運用ノウハウを自動化したテクノロジーを搭載しています。
簡単に言うと、一番シンプルな工程で一番高い広告効果を発揮することが出来るもの、ですね。

なぜShirofuneを作ろうと思ったのですか?

Shirofune 菊池社長

Shirofune 菊池さん 竹下さん:

そうですね、Webマーケティングは色々な領域が増えている中で、総合的にパフォーマンスを上げるということはとても難しいことだと思います。
現状多くの代理店や専業では広告運用にかかる作業時間について逼迫している状況だと思います。広告運用の何がそんなに逼迫しているのかというと、オペレーション業務です。入稿作業、日々の定点観測、レポーティング、これらに大幅な時間を費やしているのです。ですが、オペレーションの緻密な運用が出来たり数字を見て改善施策を図れるというのは、すごく重要なポイントであると思うんですね。そういったスキルやノウハウをテクノロジーとして踏襲し、人的リソース部分を補強、このことにより、今まで費やしていたオペレーション業務にゆとりが生まれ、その時間を使って他領域でのパフォーマンスが発揮できる機会を多く生みたい、という想いからでしたね。

DASL 加藤:

「恒常的業務に割く時間が多く、プラスαの提案に割く時間を捻出し難い」と言う事については当社の課題でもありますが、多くの日本の広告代理店が従前より持っている課題意識でもあると思います。この背景には、日本人の性質的に、細かい視点で、どんどん深堀って隅から隅まで細かいところにまでフォーカスするという職人魂みたいな部分があると思っています。
とはいえ、全体のマーケティング活動の成果ってどうなんだっけ、ということを俯瞰して紐づかなければ意味がない。。ですよね。

Shirofune 菊池さん 竹下さん:

仰る通りですね。
でも、入稿作業やレポートの詳細なデータ分析等、どんどん掘り下げて細かな作業を緻密に行う、というのは、ある意味日本人ならではの強みにもなりますよね。ぼくらはそこが大きな強みになり得ると考え、このオペレーション業務をそのままシステム化し、今までの運用の質を担保しつつ、その捻出した時間で他の広告であったり他のマーケティング施策に手がまわることが出来る、それがShirofuneでありたいと思っています。
データを元にした最適化でいうと、やっぱりGoogleは強いですよね。データは彼らが一番持っていますし、最適化するエンジンや箱も持っていますから。
しかし、限られた範囲を深くどんどん掘り下げて緻密な分析をする、っていうのも、それはまたひとつの大きな可能性が広がる、と思うんですよね。

DASL 加藤

DASL 加藤:

うまくかみ合うとすごくいいと思いますね。
大事な事は、

‐マーケティングやプロモーションの全体像や目的、もっと言えばクライアントの事業のゴールをしっかりと理解した上で
‐マーケティング全体を俯瞰出来る立ち位置であるGoogle的な広いデータに紐づくすごく大きな分析軸と
‐日本の職人芸的なテクニック

の3つのバランスを取り、広告のパフォーマンスを最大化する。と言う事ではないでしょうか?そしてその中で、日本の職人芸的なテクニックを【完全属人的な本当の職人芸に頼るのではなく】シロフネのようなテクノロジーやツールをうまく使っていけるといいよね、的な感じですよね。

Shirofune 菊池さん 竹下さん:

Shirofuneは職人機械なんですよね、人間がやっている動きをそのまま機械でやっているだけで。通常ツールを使って最適化を自動化するって、違うパラダイムで動くものを導入するっていう概念ですけど、同じパラダイムのものに置き換えてるっていうことなんですよね。だから、乗り換えも安心して実施出来るんです。乗り換えても、違う課題が出てこないので。そこが他のツールと大きな違いだと思います。

DASL 原:

同じパラダイムのものに置き換えてる、つまり違う課題が出てこない、というのはすごく理想的ですよね。日本のクライアントさんて、取得したデータを外に出さない傾向が強いけど、それをそのまま再現出来ますよね。Googleはデータを汎用化させる方向があり、度々日本のクライアントさんの方針と合わず、データ連携する系のメニューは実施出来ない、という事例がありますから。

提携したのは6月ですが、そこに至るまでにどんな経緯があったのですか?

DASL 加藤 原

DASL 加藤:

全社のミッションの一つとして「業務の標準化」というものを掲げています。
案件ごとに属人的に対応し過ぎることによって、業務の効率性が大幅に低下し、その事で、本来目指すべきマーケティングやプロモーション全体の成果を向上させるという全体目的が見られない状況になっている、という課題があったからです。
この視点も、多くの代理店や業界の中でも従来から考えられてきた事だと思いますが過去を振返ると、そもそも当社がこのループから脱却しきれていなかったとも言えますし最終的にはそういったことへの想いや意思というものが不足していたのかも知れません。
そんな中で、電通グループ全体・DASL個社・DASLに属する個人でよりバリューを発揮していく為には誰が変わらなければならないんだっけ?と考えた場合、自分たちだ、ということを今更ながら改めて気付いたんですよね。そんな想いが、色々な状況の変化と今回のタイミングが重なった。と言う事が大きいかなーと思います。

DASL 原:

提携する以前には、ニアショア開発に力を入れ、外部委託先、ツール選定を行っていました。
そんな中、今年の1月くらいですかね、菊池さんにお会いしたのは。正直最初はあんまり信用してませんでしたけどね!笑
ビジネス優先でお高いサービスなんじゃないの?とか、裏の仕組みは海外の既製品?!などと勘繰ってました!
すみません!笑

Shirofune 菊池さん 竹下さん

Shirofune 菊池さん 竹下さん:

笑! 原さんとはよく飲みにも行ってお話したりしましたけど、ものすごい” 覚悟 ”というものを感じましたよね。正式締結までの間も、進捗状況を共有いただいていたりしたんですけど(その内容はここでは詳しくは言えませんけど)、進むスピード感もとにかく早くて、まさに” 覚悟 ”を感じましたよ。
逆の立場で考えると色々あると思うんですよ、会社の歴史・ツールのクオリティなどなどの面で問題がないのか?とか多くの会社はそのジャッジに物凄く時間をかけられるんだと思います。
でも御社の場合は違いましたね。当初から、もうとにかくやるから一緒に協力してくれ、的な、何度も言いますけど“ 覚悟 “の熱がすごかったです。気概ですね。今を変えるんだ、っていう。なので僕らも決めましたよね、期待に応えるんだという“ 覚悟 “を。これで信頼を裏切ったら絶対にいけないって。

DASL 原:

実際、我々も色々なツールを使って来ましたし、グループ会社でも使用しているので情報はありますから、当初は検討材料としてはShirofune1本ではなかったですけど、話し合いを重ねて行く中で、デジタルマーケティングに対する想い、オペレーション業務に対する考え、人とツールの共鳴とは等、色々な考え方や想い、というのが合致していましたよね。そこに弊社の方針「挑戦・変化」も入り、全てのタイミングが合っていましたね。

全員

次回につづく。
次回は「課題解決開始、Shirofuneの実運用」です。

(※)国内リスティング広告自動入札ツール導入件数における「ADFUNE」導入実績(参照:デジタルインファクト/Shirofune調査)

菊池 満長

菊池 満長(きくち みつなが)

Shirofune
大手ネット広告代理店に新卒で入社し、一貫してネット広告運用に従事。
2014年に株式会社Shirofuneが設立され、独自のアルゴリズムを基にアカウントの構築から自動入札・レポート作成・運用改善までを一貫して行えるクラウド広告運用ツールを提供。
竹下 智視

竹下 智視(たけした ともみ)

Shirofune
大学時代の卒論でリスティング広告を研究。大手インターネット広告代理店に新卒で入社し、約10年間リスティング広告の運用・サービス・オペレーション設計、および組織づくり等を行う。
株式会社Shirofuneでは、主にアカウントの構築・改善施策部分の独自アルゴリズムの研究・開発を担当。
加藤 征紀

加藤 征紀(かとう ゆきのり)

DAサーチ&リンク 経営企画室 室長
ITマーケティング企業にて複数の新規事業立ち上げ及び既存事業収益改善に携わる。その後、スタートアップ企業の立ち上げを経験後に、株式会社DAサーチ&リンクへ入社。
2009年より、株式会社電通へ出向し、運用型デジタル広告セクションの初期垂直立ち上げ、電通本社、支社、グループ各社との運用型デジタル広告対応組織の開発やサービス開発などに従事。その後、株式会社電通デジタルへ出向。
パフォーマンスマーケティングに関わる、運用基盤組織の責任者として体制基盤の確立・外部アライアンス強化に従事。
2018年6月より現職。社内基盤の構築や事業推進等、社内横断で各種プロジェクト推進を担当。
原 正治

原 正治(はら しょうじ)

DAサーチ&リンク 営業部 部長
大学卒業後、大手人材会社の営業職として入社し、1つの業界での人材紹介、派遣サービス、コールセンター構築等のアウトソーシング事業に従事。
2007年に株式会社DAサーチ&リンクに入社し、外資系PCメーカー、消費財、旅行、金融、飲料等の業界を担当。リスティングを中心としたパフォーマンスメディアのプランニング業務に一貫して従事。営業MGR、部長、本部長を経験後、現在は出向先で運用広告事業本部長 現在に至る。
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